吉本興業創設

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吉本興業創設

吉本興業の前進は、明治時代末期に始められた「寄席」にありました。

寄席を始めたのは、吉本吉兵衛とせい夫妻の吉本夫妻です。

その経営を成功させ、東京、横浜にまで拡大させていきましたが、
時は第二次大戦に突入。

娯楽業界は、表現の自由などを抑圧されることがあり、寄席で使われる
台本の検閲も厳しくなったといいます。

娯楽が国によって管理される時代だったようです。

しかし戦争は終わり、再び自由な活動ができるようになってから、
吉本興業は、正式に株式会社として登録されます。

戦後すぐには演芸部門での収益は回復しなかったようですが、
再び企業として息を吹き返すまでに、映画産業に進出して方向性の転換を
図っていた時期があります。

その後、テレビの普及などに伴い、吉本興業は本来のスタイルに
戻って行きます。

昨今の吉本興業の活躍は誰もが目にするところです。

吉本興業というと、どうしても「お笑い芸人の事務所」だと思われがちですが、
実は多くの俳優、歌手も抱えており、スポーツ業界にも進出して「吉本プロレス」も
開催しています。

また、吉本芸人さんは自社でDVDを出してもらえる(吉本R&Cという音楽関係の会社が
ありますので)し、現在は他にもヨシモトブックスという出版専門の会社もあります。

全てのタレントさんが、自分の事務所系列の会社で芝居もでき、出版もできる
といった感じに、吉本興業は、ほかには例を見ない巨大企業になっていたのです。

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