なだぎ武

なだぎ武さんは、プラン９の中で唯一東京進出をしているメンバーです。

元々はコンビ「スミス夫人」のツッコミとして活動していて、スミス夫人は
若手の中でもかなりの実力派だと言われていました。

しかし、解散し、その後すぐにプラン９に加わります。

東京ではピン芸人としてのイメージが強いのですが、なだぎさんがピン芸人として
認められるまで、実際はかなりの時間がかかりました。

アメリカンコメディのパロディ「ディラン＆キャサリン」で全国区でもブレイク
しましたが、当時の恋人の友近さんが先に売れたため、なだぎさんは常に
「友近の恋人」と呼ばれ続け、名前まで覚えられることはなかったのです。

しかし、2007年と2008年にR-1を制覇して、「大阪のプラン９メンバー」から、
全国区の「ピン芸人なだぎ武」として飛躍しました。

今ではピン活動、プラン９での活動のほか、全国ネットのテレビ出演も多くなり、
また映画や舞台で主役を演じるなど、コントで培った演技力を生かした活動も
しています。

なだぎさんはプライベートを殆ど語ったことがなく、「謎の男」とされることが
多かったのですが、2011年に自叙伝「サナギ」を出版し、その中で初めて自分の
過去について触れ、その壮絶な思春期の姿でファンを驚かせました。

また大の漫画好き、スナック菓子好きとしても知られています。